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2010年9月 5日 (日)

能動義手の操作法の説明を考えなきゃ

友達や知人に「右手は義手でして」とお話しするとき、みなさん、“動く”ことにとても驚かれ、「どうやって動かしてるの?!」と聞かれます。
そんなとき、「タスキみたいなベルトがあって....」と説明を試みますが、なかなかうまく伝わっていないようで、もどかしさが残ります。
そんなわけで、「どうやって動かしてるの?」に応えられるものを作ろうと思います
言ったからには、やらねばなりません(自分にプレッシャーです)。製作にはしばらくかかりますが、ちょっと頑張ってみます。

ところで、義手の操作について話すとき、気になっていることがあります。多くの方が、「神経とつながっている?」「右手の神経が残っているから動かせるの?」と「神経」と関連付けて理解しようとされるのです。
これは想像ですが、テレビ、インターネットで流れている義手の記事には「思い通りに」とか「考えたとおりに」などのキーワードが使われることが多いようです。“筋電義手”という電動の義手を紹介している場合が多いと思います。
先の「神経が...」という発想は、このあたりの表現が影響しているのかな?と思います。

一応、ことわっておきますが、すりやが使っている能動義手の操作には、もともと手を動かしていた神経の伝達の機能は使いません。もちろん、義手と体は電線などでつながっておらず、義手を使うときは、ヘルメットや靴のように身につけるだけです。筋電義手については自分で使っていないので細かなことはわかりませんが、やはり(ヘルメット、靴のように)身につけるタイプだと思います。
ここ数ヶ月だけでも、テレビで何度か採り上げられましたし、義手に関心がもたれていることは、使っているものとしてはうれしいのですが、イメージ先行でものすごいものを想像されている感じを受けます。
一方で、実際に義手を使おうかな、と思ったとき、「病院で紹介される義手は“装飾義手”であることが多い」という話を聞きます(すりやもそうでした)。
インターネットで下調べしてから病院に行くと、ちまたの情報(“思い通り”に“自由自在に”動かせそう(?))と実際(装飾義手=見た目はすごいが動かない)のギャップが大きく、やや驚きます。

能動義手は、その狭間にあって、多分、もっともマイナーな存在です。インターネットでもあまり情報ないし。
能動義手使用者としては、能動義手も選択肢の一つとしてメニューにのるくらいには知って欲しいし、筋電義手もすでに市販されている「実用化された技術」としてともに正しく紹介され、普及していくことを願います。

<追記>
「能動義手の操作法」動画を公開しました。「どうやって動かしてるの?」に応えられるかどうか。よろしければご覧ください。
「能動義手の操作法(にわかレフティ2011.5.25)」→

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ようやくできましました!能動義手の操作法です(久々のYouTube)。「どうやって動かしているの?」というご質問への答え方と皆さんの反応を受 [続きを読む]

受信: 2011年5月25日 (水) 22時20分

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