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2010年10月26日 (火)

♪ホルンの右手

ホルンを再開したわけですが、何とか吹けるようになってきました。

ホルンは、音の高さを変えるときに使うレバーを左手で操作します。レフティ用ではなく、世の中のホルンは全てそうなっています。
じゃ、右手はどうしてるの?ということなんですが、音が出てくる朝顔(“ベル”と呼びます)の中に入れていて、楽器を支えるとともに、音の微調整をしています。音の高さも微妙に変えられますし、音色も変えることが出来ます。くぐもった音にしたいときは、やや手を突込み気味にしたりとか。

右手の役割りのうち、今のすりやにできないことの解決法を考えつつ、練習時間を重ねて慣らした結果、構え方(フォーム)はこんな感じです。

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主なポイントは、
♪楽器をしっかりと太ももに乗せて、右手(能動義手)で支える代わりにする
手先具はフックのままで、金属同士がカチカチ当たらないようグローブを着用
♪フックが実際の手より小さい分、思い切って深めにベルに突っ込む
♪体の動きを拘束しないために肘はロックしないでフリーのまま
右手を使った音色の調整はあきらめて、息づかいで調整できるように練習する

専門家やマニアの間では右手の役割りを重視する声もあり、奏法上、右手の使い方が重要であることは確かです。ただ、乱暴に言えば、楽器はスピーカーのようなもので、元々の音は奏者の体から発し、楽器がそれにお化粧しながら音量を上げ、その最後に右手があるという印象なのです。カラオケで、マイクをどのあたりで持つか、といった感じでしょうか。マイクの位置で聞こえ方はずいぶん変わりますが、そもそも歌が上手くないと、聞こえてくる歌はそれなりでしかないですよね。
ホルンで言えば、息の使い方や体のリラックス具合、そして、出したい音のイメージなどが音の源になっていると感じていて、今回、これらをより重視することにしました(右手が使えないので他でカバーするってことですね)。

練習でも、「昔と同じ音に戻ったね」と言っていただいたり、そこそこの状態になってきているということは、右手に至るまでの部分が、今のすりやの実力では大切だということなのでしょう。今回、いわば、小手先(右手)で調整することをあきらめたことでほかのもっと重要な部分に集中できるようになっているのかもしれません。

なお、ホルンを演奏するときの右手の役割りや、右手と音色の関係についてはヤマハさんのサイトに音のサンプルつきで分かりやすくまとめられていますので、ご参照ください。

今回のお話に関連が深いページ(ヤマハサイト内)
  鳴るほど♪楽器解体全書:ホルン第2回『ホルン音色の原理』

ヤマハTopページ

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