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2010年12月 2日 (木)

演奏会終わりました♪

ホルンで参加しているオーケストラの演奏会がありました。いろいろな工夫を経て迎えた“本番”を終え、自分では満足のいく、よい思い出になりました。

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本番間近の舞台

音を出すための工夫についてはブログでもいくつかご紹介してきましたが、今日は練習を通じて感じたことをすこし。

もともと、今までやってきたことを続けたいという思いでスタートしましたが、できないことをどうすれば解決できるかを考えたり、久しぶりのことで勘を取り戻す必要があったりで、気がつけば、途中から“挑戦”という感じにもなっていました。そうなると、不思議なものでだんだん「これくらいできたらいいかな」と合格ラインを探るようになってきたのです。
本来、楽しみでやっているので合格ラインなどなくて、どんどん上を目指すものなのだし、特別扱いされたくないという思いからすると妥協はありえないのですが...
ひどいときには、気がつくと
「片手でやってんだから、これくらいできたらいいでしょ」
なんて考えていたりして、
「おいおい、それはちょっと違うでしょ、というか、そう思われるのがイヤだったんじゃないの?」
と一人で突っ込むことも...
結局、甘えたくて、片手であることを理由に使っているだけですね。

もう一つは、周りの皆さんがどう思われているのかということです(おもに音色について)。練習終盤、そして、本番後にすごく気になりだしています。
録音を聞くと、生音(なまおと:鋭い感じ、“まろやか”の反対方向)な感じで、脇役的なところでさえ突出してしまっているように感じられました。音色の調整については、右手で調整することはあきらめて、息遣いやイメージ作りでカバーしようとしていましたが、十分ではなかったような気がします。
実は、自分の音だけ選択的に聞いてしまうので、普通でも録音というのは自分がやや目だって感じられがちではありますが...
街中で手がないことを他人があまり気づかないのと似ていますね。


「実は義手で...」という事情については、同じ楽器の人にははじめの段階で伝えていました。団体競技なので、一人だけできないわけにはいきませんから、「悪いところは修正していくので、遠慮なく指摘してください(悪いところがあるから辞めるのではなく、あくまで続けることが目標)」とお願いもしていました。でも、考えてみるとそうは言われてもなかなか「遠慮なく指摘」するのは難しいものだと思うのです。
そうなると、自分の感触だけが頼りになり、とても気になってしまうようになったのですね。
そんなことを考えていると、演奏会後にいつも掛け合う「また次回、お会いしましょう」という言葉が出てこなくなってしまいました。個人プレーなら自分のペースで楽しくやっていけばよいと思うのですが、団体戦はなかなか...

演奏会をやり終えて、大きく自信が付くと思っていたのにすなおにもう一度、となれない心境です(達成感はめちゃくちゃあるんですけどね)。

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コメント

はじめまして。

いつもすりやさんのブログ、拝見させてもらってます。

能動義手の使い方、日常生活、家族とのかかわり、
日々の心理状態・・・全てにおいて参考にさせてもらっています。

この度の挑戦、すばらしいじゃないですか!

私も日々自問自答です。挑戦する事そのものに意味があります。
一緒に演奏した方々も、すりやさんの姿を見て得るものがあったと
思いますが・・・。

ひとつひとつ、ゆっくりともに前進していきましょうね。

陰ながら応援させて下さい^^。

投稿: 北方真起 | 2010年12月 4日 (土) 00時08分

北方真起さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。
「ひとつひとつ前進」、確かにそうですね。
いただいたコメントを読み返すうちに、
とにかく途中であきらめずに最後までやり切れたんだ、
という気持ちが湧いてきました(^-^)。
次のチャンスには、もう一歩先の満足感を目指していきたいと思います。

投稿: すりや | 2010年12月 5日 (日) 10時37分

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