« 富三郎、体の一部になってきた? | トップページ | 夏休みの工作 »

2011年8月10日 (水)

出張 忘れ物

暑い中、出張に出ています。
朝、駅に着いたときに忘れ物をしていることに気づきました。装飾ハンド(手の形をした義手の手先)です。出張などお出かけの時には、装飾ハンドで臨むのですが、最近は、直前までフックのままでいて、目的地の近くで手先を付け替えるということをしています。フックのほうが少し軽く、また、ちょっとしたときにフックで物を持ったりできるのが便利ですので、装飾ハンドはカバンに忍ばせていくことになります。
この日は、装飾ハンドをカバンに入れようと玄関に置いたまま忘れてきたようなのです。少し余裕を持って出発していたので取りに帰ることもできたのですが、「まぁ、フックでもいいか」と思って、そのまま電車に乗ってしまいました。ここ数ヶ月でフックのままお客様にお会いしたことや、この日のお相手が何度かお会いしたことがある方々であること、そして、暑い中家まで戻るのが面倒だったことから、「もう、いいや」となったのだと思います。半年前なら、相当な無理をしてでも(多少遅刻してでも)取りに帰ったと思います。それだけ、自分の感覚が変化してきたのでしょう。
そして、目的地に着き、その日お世話になる課長さんにご挨拶させていただいたときでした。口には出されませんが、半そでに腕カバー、そしてフックのすりやの右腕を見てびっくりされ、チラチラと様子を伺っておられました。一瞬、事情をご説明しようかと思いましたがうまく切り出せず、そのまま別の打合せが始まってしまいました。
その後、食堂からの帰り道、課長さんと一緒になったので歩きながらお話しようと思っていましたら、課長さんのほうから「手、どうしたの?」と聞いてくださいました。おかげですりやは、自然に事情をお話させていただくことができました。気になったことをさらりと聞いていただける気持ちよさ。本当にうれしい出来事でした。

ちなみに、この課長さん、一年ちょっと前からお世話になっていますが、すりやが義手であること、まったく分からなかったそうです。長袖と装飾ハンドの効果でしょう。また、そこまで他人の手や腕など気にしてみていないということかもしれません。周りの人の目って、そんなものなんですね。

|

« 富三郎、体の一部になってきた? | トップページ | 夏休みの工作 »

日常から」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 出張 忘れ物:

« 富三郎、体の一部になってきた? | トップページ | 夏休みの工作 »