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2014年1月の記事

2014年1月 7日 (火)

(番宣)プロフェッショナル-仕事の流儀-

NHKの番組で、義肢装具士さんが取り上げられています。
義肢装具士とは、すりやが使っている義手を作ってくださる方々です。
私たち義肢使用者のことを深く深く考えながら、義肢を創り出される様子が紹介されます。

番組の案内はこちらを→→→

1月9日(木)の深夜に再放送があります。

番組は義肢装具士さんのお話なので、主人公は義肢装具士さんですが、義手使用者のすりやは、つい使用者さんのほうが気になります。
印象的だったのは番組の最後で、義手を手にした方が「これは使える!」と感じる瞬間の表情です。言葉で表せないですが、すばらしい瞬間です。多分、私も似たような瞬間を体験しているのではないかな、と思います。
同時に、すりやは、今の義手に対する改善の要望を十分にぶつけられていないな、と思いました。
すりやも、義肢装具士さん(や作業療法士さん、お医者さん)に義手を少しずつ自分好みに改良してもらっています。そんな中で、「もっとこうなったらいいのに」と思うことがあっても、少し無理して使いこなそうとしたり、「完璧はありえない」と勝手に諦めて、「満足!」というところまで追い込んでいないな、「これ以上はできません」と言われたわけでもないのに妥協してしまっているな、と感じました。一方、番組に出ていらっしゃった方は、イメージどおりでないものは「違う」「使いにくい」とちゃんと伝えておられました。
当たり前かもしれないけれど、なかなかできないこと。でも、自分が本当に欲しいものを手に入れるためには、絶対に必要なことです。

すりやも、これからは勝手に妥協せず、希望と感想を伝えて、より使いやすい義手に育てていこうと思います。

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2014年1月 1日 (水)

お正月に姪っ子と義手の話

新年おめでとうございます。

年末から実家に帰り、お正月ムードで過ごしています。
この時期は、なかなか会えない親戚にも会える特別な時期です。年末のお餅つきで、いとこの子供にも数ヶ月ぶりに再会しました。高1と小2の女の子なんですが、餅つきのあとの晩ご飯でそれぞれと隣同士になりました(8家族が集まるのでちょっとした宴会です。自然と食べたいものを求めて席を動き回ることになります)。ご飯を食べながらそれぞれにすりやの右手に興味を持ってくれました。

まず、小2の子。
小2ちゃん:「何で、そんなのつけてるの?」
すりや:「おっちゃん、怪我して手がなくなったから代わりにこれ着けてるんや」
小2ちゃん:「ふ~ん」
すりや:「(女の子がシールを持っていたので)そのシール貼って、おっちゃんの手、かわいくしてよ」
小2ちゃん:「えっ!シール貼ってもいいの?それやったら、はい、こんな感じでどう?」
すりや:「かわいい手になって嬉しいわ~、ありがとう」

続いて、高1の子
高1ちゃん:「すりや兄ちゃん、それ(フック)、どうやって動かしているの?」
すりや:「どうやってると思う?」
高1ちゃん:「なんか神経とつながってるの?頭で思ったら動くとか」
すりや:「ざんね~ん。神経はつながってないんよ。
ヒント。こっちのほうにこんなベルトがついてるんよ(左腋にかかっている操作用のハーネスをチラ見せする)」
高1ちゃん:「わかった!左手で動かしてるんでしょ!(言いながら背中を触ってハーネスの様子を探る)」
すりや:「そうかもしれんねぇ。でも、おっちゃん、左手でご飯食べながらでも動かせるよ。ちょっと惜しいな!」
高1ちゃん:「え~、分かんない。どうやってんの?」
すりや:「おっちゃんも、うまいこと説明できないわ。こんな感じやからよく見といて」
と言って、上着を脱いで種明かし。すると、
「なんや、そうやってるのか~!」と納得してくれました。

高1ちゃんとのやり取りの間、近くにいた高1ちゃんのお父さん(すりやのいとこの旦那)やおじいちゃん(すりやのおじさん)が、
「娘よ、そんなこと聞くな、触れるな」
「すりやよ、相手にせずに適当に受け流せ」
というような視線を浴びせているような気もしましたが、こちらとしては、せっかく義手に興味を持ってくれたこの瞬間を大切にして、普通のこととして義手を紹介して親しんで欲しいな、と思うんですね。できたら、ペットや車、お気に入りの服について話すように、ちょっと楽しい雰囲気でやり取りできたらいいな、なんて思っています。

Nsmail10
小2ちゃんが貼ってくれたシール。
オールラウンドではないけれど(仕事に行くのはちょっと勇気がいる)、確かにすりやも気分が楽しくなりました。ファッション(?)の力でしょうか。

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